こんにちは。ひろくまです。
皆さんは、就職活動で看護師の口コミサイトを利用していますか??

看護師の口コミって、悪く書かれたコメントが多いので、実際のところはどうだろうとか思うところがあります。個人の主観的なイメージもあるので。

確かに悪く書かれたコメントは散見するよね。要は、良い情報はわざわざ投稿する必要はないってこと。労働環境や給与条件が契約書や就業規則通りなのは、本来当たり前のことだから。それを違反したり、事前説明と異なる労働環境や給与だから、悪い口コミが多く投稿されているって考えると良いね。この記事では、看護師に役立つ有益なサイトを3つ紹介していくよ。
看護師の口コミサイトと活用方法
看護師の口コミサイトとは、主に看護師向けの転職情報サイトです。
看護師から勤務先の情報が投稿されており、就職活動中の看護師に非常に有益で参考になります。
実際、わたしの勤務する(していた)病院に関して言えば、口コミに投稿されている内容の8割以上は的を射ていると感じています。
残り2割は、内部関係者の捏造記事や、個人的な意見で客観性の薄い投稿と感じます。
残業や有給休暇、離職者数などの労働環境については、おおむね正確だと思います。
それこそ、口コミがウソ(虚偽)であれば、サイト運営部に削除依頼すれば削除可能で、真実の口コミを投稿すれば良い話です。
公益通報者保護法について
厚生労働省の公益通報者保護制度をご存じですか??
組織で働く労働者の安心や安全を脅かす、事業者の法令違反の発生と被害の防止を図る観点から作られた制度です。
公益のために事業者の法令違反行為を通報した事業者内部の労働者に対し、解雇等の不利益な取扱いを禁止する制度です。
受理した公益通報について、通報に関する秘密を保持し、必要な調査を行い、通報対象事実があると認められる場合は、法令に基づく処分又は勧告等の措置を講じます。
病院や施設の事業者や管理職が、法律的に違反行為をしていた場合には、秘密保持契約書を強要することはできません。
簡単に言うと、組織で法律的に違法行為のある場合、厚生労働省の労働基準局などの外部機関に通報や他言してよいのです。
看護師の口コミと名誉棄損のリスク
入職時に「知り得た内部情報を外部に流出しません」的な趣旨の秘密保持契約書にサインします。
それは、患者や家族・職員などの個人情報や、病院の機密やノウハウなどの経営戦略に関する内部情報の話です。
病院の労働環境や給与・福利厚生などは、法律に準じて、契約書や就業規則は作成されています。
病院(組織)の事業者や上司が、契約書や就業規則にある労働条件や仕事内容に違反する行為を「労働者が外部に流出するのは秘密保持契約の違反する」との主張は一切通りません。
就業規則に秘密保持契約に関する記載があっても、公益性のある法的効力が無ければ無意味です。
むしろ、労働者側から損害賠償請求されて困るのは事業者側でしょう。
だからこそ、国から違法行為への通報(公益通報者保護法)や弁護士への相談などは認められているのです。
看護師に役立つ3つの口コミサイト
わたしが、個人的にお勧めする、看護師の就職活動に役立つ有益な口コミ(転職情報)サイトは以下の3つです。
ナスコミ
看護師で一番メジャーな口コミサイトで、登録が簡便で匿名性が高いため、一番投稿されている病院や投稿数が多いです。
病院で働く看護師の、職場環境や年収などに関する口コミ・評判を閲覧可能です。
わたし自身、かなり参考になって病院をイメージできて、転職活動で役立ちました。
病院に関する給与や福利厚生、入職理由、退職理由などの項目で、1つの項目を投稿すると1つの病院すべての口コミを無制限で閲覧できます。
投稿すると、アマゾンギフト券が抽選で数百円もらえます。
昔は抽選でなかったので、ちょっと残念な話ですね💦
🌟投稿が簡便で匿名性が高く、一番投稿されている病院や投稿数が多い
🌟1項目の投稿で、無制限に1つの病院を閲覧できる
🌟投稿すると抽選でアマゾンギフト券をゲットできる
🌟登録しなくても、50文字程度は閲覧可能で雰囲気をある程度把握できる
ナース専科
ナース専科への登録が必要になります。
ナスコミより投稿数は少ないですが、多くの看護学生が利用しているのが特徴です。
そのため、学生が就職先を探す場合に、面接の内容や小論文対策なども投稿されており、小論文対策や公立病院系を希望している方にはかなり重宝します。
メルマガに登録しておくと、定期的にお役立ち情報が入手できたり、看護技術や解剖整理や病態生理などについて無料で知識を習得できます。
ナスコミと同様に、病院について1つの項目を投稿すると、1つの病院の口コミをすべて閲覧可能ですが、90日の制限があります。
💎学生が多く登録しており、新卒の学生にとって就職活動で知りたい情報を入手できる
💎小論文の試験や国公立系の病院を受験する場合に有益な情報を得やすい
💎定期的にお役立ち情報を入手できたり、看護技術や病態生理などを無料で学習できる
💎1つの項目の投稿で1つの病院の口コミをすべて閲覧できる(90日制限なのは残念💧)
メディコ(medico)
ナスコミやナース専科と比較すると、投稿されている病院や投稿数は少数です。
ただ、看護師以外の医療従事者の投稿があるため、看護師以外からの病院の視点を参考にできます。
ナスコミやナース専科と同様に、勤務先の病院の1項目を投稿すると、1つの病院の口コミをすべて閲覧できます。
口コミで、面接や小論文について投稿している病院もあります。
1項目を投稿すると300ポイントゲットでき、1つの病院の口コミを閲覧するのに100ポイント消化なので、3つの病院の情報を閲覧できるのがメリットです。
メルマガに登録すると、1週間限定でメディコが指定した病院を無料で閲覧可能です。
看護・医療系学生の方は、学生証を登録すると、10病院の口コミまで閲覧可能な1000ポイントを付与されるのも魅力的です。
まだまだ、投稿されている病院数と投稿数が少ないのが今後の課題です。
お目当ての病院が投稿されているかを、事前確認してから登録するとよいでしょう。
🔶看護師以外の医療従事者の情報を得られ、病院全体の体制などを把握できる
🔶1週間限定でメディコが指定した病院を無料で閲覧できる
🔶看護・医療系学生は、学生証の登録で10病院の口コミまで閲覧可能
🔶1つの項目の投稿で、3つの病院を閲覧できる
🔶投稿数が発展途上で、目的の病院の口コミがあるとは限らない
看護師の情報サイトに関するまとめ
十数年前は、知りたい病院についての内部情報を知る方法が、在学生OBや人材紹介会社を頼るしか手段がありませんでした。
わたしは、学生時代に病棟体験を2日間経験した上で、その病棟を希望しましたが、体験時とはまったくスタッフの態度は違って散々な経験をしました。
ましてや、病院見学程度では病棟や組織の内情は見破れません。
人材紹介会社も、会社や担当者の個人差が大きく、必ずしも正確で有益な情報を教えてもらえるとは限りませんでした。
そのため、看護師をディスポ扱いする病院はたくさんありました。
今では、ナスコミのような看護師の転職情報サイトが年々増加し、ブラックな病院は離職者が相次ぎ人員不足に陥っています。

自業自得ですよね💧💧
それでも、投稿された記事で反省して、病院の労働環境を改善しようと努力しているホワイトな病院も多く存在します。
私たちが、ブラックな病院で看護師人生を浪費や消耗しないために、ぜひとも参考にしてください。
そして、看護師みんなが情報共有できるように、口コミサイトに投稿してほしいです。
個人的に、看護師の口コミは、病院の体制を変えるほどの力を持っていると思います。
一般看護師の発信力が大きくなれば、働く看護師の待遇は絶対に改善されるはずです。
この記事が、これから就職活動をしようと考えている方々に少しでも役立てば光栄です。
最後まで読んで頂き、まことにありがとうございました。
ひろくま(HIROKUMA)
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