わたしが働いていた病院で遭遇した生物と対処方法。都会でも生態系豊か

看護役立ち情報

皆さん、お元気ですか??

病院で働いていると、田舎や都会にかかわらず、まれにびっくりする生き物に遭遇します。

もも
もも

都会の病院なら、生物に出会うことなんてめったにないんじゃないですか??

ひろくま
ひろくま

いやいや。田舎で自然に囲まれた病院であれば珍しいことではないかもしれないけど、ぼくが都会の病院で働いているときに、遭遇してびっくりした生物について挙げていくね。

①一番メジャーで嫌われている黒い生物

タイトルですでに、ほとんどの方が分かるでしょう。

その正体は、、、

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ゴキちゃんです。

病院に限らず、飲食店や自宅でも年に1回は見かけることがあるのではないでしょうか。

うちの病院でも、水回りや廊下などに頻出していました(泣)。

夜勤の巡回で、水回りにライトをあてると、複数のゴキちゃんが排水溝のなかに逃げ込んでいく光景は今思い出してもゾッとします。

コンバットの威力は大したもので、最終的にほとんど見かけなくなりました。

試したことのない方は、ぜひ一度使用することをお勧めします。

②昆虫ではない足が8本ある生物

日本に生息する上の生物は、ほとんどが益虫なのですが、見た目や大きさなどから、見かけると駆除されることが多いです。

その正体は、、、

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クモ(蜘蛛)ちゃんです。

糸を出して巣を張るタイプと、巣を張らないタイプがいますが、屋内では主に巣を張らないタイプのクモが主流でした。

クモのやっかいなのは、ゴキブリホイホイやコンバットのように、臭気で誘い込むなどの手段が無効なので何かを設置するだけでは効果がありません

地道に駆除するかバルサンを使用して駆除するしかないのが現状です。

ただ、病院では医療機器や医薬品や医療品が置かれており、使用するのは不可能です。

最近では、クモ除けスプレーが発売されており、1ヶ月程度、一定の効果があるものも発売されているようです。

医療品は段ボールに入れられて搬入されるため段ボールにクモが紛れていたり卵を植え付けていると回避しようがないのです。

ただ、うちの病院で問題だったのは、設計上、手術室や中材室と医療品の管理室が連結しており、手術室や中材室に侵入してくることがあるのです。

清潔であるべき部屋に、クモが侵入するのは死活問題でしたが、どうしようもありません。。

ある時、段ボールを開封したら、大量のクモが湧き出してきたときには、職員の悲鳴が廊下全体にひびき渡ったそうです(笑)

③見た目もきついが潰すのもやっかいな生物

主に、春先から夏ごろにかけて彼らはやってきます(笑)

夏ごろから秋にかけて、わたし達を苦しめる生物と見た目がよく似ています。

その生物は、、、

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ユスリカちゃんです。

ユスリカは湖や河川を好みますが、学校や自宅でも大量発生することがあります。

琵琶湖のユスリカなどは有名だと思います。

夕方ごろ、電信柱の街灯に蚊柱が立っているのを、皆さんも何度か見たことがあるのではないでしょうか??

蚊と違って吸血しないため一見無害に見えますが、ユスリカは大量発生すると洗濯物に付着して取り込み時につぶしてしまい衣類が汚れてしまいます

また、光に集まる習性があるため、夕方以降屋内に侵入してきます。

叩くと容易に潰れるため、壁に跡が残りなかなか消すことができません。

殺虫剤スプレーで吹きかけると容易に駆除できるので潰さないように注意しながらホウキなどで除去するのがお勧めです。

ただし、屋内では使用できないのが悩みどころなので、日中にスプレーで建物回りを駆除したりベランダに虫コナーズを設置すると一定の効果があります。

虫コナーズも、種類によってまったく効果が異なります。

わたしの経験上、アース製薬の虫コナーズが一番効果が高い印象です。

うちの病院でも、病院内の排水溝に大量発生するため、病院内に侵入されると手術室や食事などに異物混入する恐れもあるため死活問題です。

欠陥建築のようで、設備的には改善しようがないらしく、網ネットで予防したり、清掃の方が卵をつぶしたりして予防していました。

ユスリカは一見無害のようですが、死がいや糞などでユスリカ喘息を引き起こすことがわかっているので注意が必要です。

④見た目は小さく可愛い哺乳類

動物アニメにも、数々登場し、動物園などでも一定の人気をほこる哺乳類です。

日本に20種以上存在し、大きさも数cmから数十cmになるものまでさまざまです。

その正体は、、、

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ネズミちゃんです。

ネズミについて 横浜市

見た目は可愛いですが、実は今まで挙げた生物で、わたし達の生活において一番有害生物です。

もちろん、世界で1000種類以上いるネズミすべてが害ではなく、主に家に生息する数種類のネズミが有害生物に挙げられます。

日本では、主に「ハツカネズミ」「クマネズミ」「ドブネズミ」の3種類が有害生物です。

✅糞や尿による建物の汚染や悪臭、汚物に含まれるサルモネラ菌などによる食中毒の原因
✅配線の食いちぎりにより、システムエラーや火災の原因
✅食物や衣料品・家具をかむことでの、食物の汚染や施設具の破損の原因
✅ネズミに寄生するダニに噛まれ、皮膚炎やアレルギーの原因

うちの病院でも、複数回の目撃情報を得られています。

院内患者で、なぞの蕁麻疹や皮膚炎を起こす患者が時々いましたが、ネズミに寄生するダニのせいかもしれません💦💦

駆除方法は、専門業者を呼び、吸着マットを設置したり侵入経路を防ぎます。

ちなみに、ちいさなネズミは「マウス」、おおきなネズミは「ラット」と呼びます。

最近知ったのは、ラットには裏切り者や卑怯者、臆病者などを意味する、スラング語の意味合いもあるようです。

まとめ

うちは都会の病院ですが、上記以外にも、ハエが手術室に侵入する時間もありました。

「窓の開放厳禁!」と告知されていましたが、そもそも陰圧部屋にハエが侵入することなどありえない話ですが、陰圧状態になっていなかったので当然な話でしょう。

他にも、コバエの大量発生、テントウ虫、スズ虫などを発見したこともありました。

うちの病院は見た目はきれいでしたが、設計ミスで欠陥建築だったようです。

生物を院内に侵入させないためには、建築の設計がとても重要であると学べました。

病院見学の際には、施設の設計具合などもチェックできるとよいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

                             ひろくま(HIROKUMA)

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