こんにちは。お元気ですか??
皆さんの病院では、職員や患者用にマイクロバスが導入されていますか??

マイクロバスってシートベルトしなくていいですかね??どのくらい走れるんですかね??

マイクロバスの運転手さんに、シートベルトの装着義務や燃費など、気になったことについて教えてもらったよ。
マイクロバスって何人乗りなのか
一般的に、病院のマイクロバスは補助席を入れて、乗車店員は11人~29人乗りです。
マイクロバスの運転手さんは、普通免許証では運転できません。
中型免許以上の免許証が必要になります。
マイクロバスの燃料と燃費
マイクロバスは、トヨタ自動車の「コースター」や、日産自動車「シビリアン」などがあります。
他にも、三菱ふそう「ローザ」などが挙げられます。
マイクロバスには、軽油を燃料とするディーゼル車と、ガソリンを燃料とするガソリン車の2種類があります。
ディーゼル車は、軽油であるため燃費は良いですが、現代は排ガス規制などもあり、首都圏ではガソリン車が主流になってきています。
また、ガソリン車の方が制動性にすぐれ、乗り心地も良いとされています。
気になる燃費は、新車の状態で平均7~8km/Lとされています。
思ったよりもいい数字だと思いませんか??
実際の数値はどの程度のものなのか、運転手さんに聞いてみたらびっくりの数値でした。
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気になる数値はなんと、、、、、、、
平均で3~4km/Lだそうです。燃費悪すぎ~!!って思いませんか??
しかも、満席の状態でエアコンをかけた状態だと、燃費は3km/Lだそうです、、、
平地でこれですから、坂道があるようなら燃費は2km/Lもあり得るとのこと。。
いくらなんでも燃費悪すぎでしょ!!!
ちなみに、マイクロバスは満タンで100Lです。
燃費3kmなら満タンで300kmは走行できる計算ですが、片道3km程度でも、1日7~8回往復すると、1日40~50kmは走るため、2~3日に1回は給油しているそうです。
何だかとても大変だな~戦車みたいだと思いました。
ちなみに、戦車の燃費はどのくらいなのでしょうか??気になったので調べてみました。
200m/Lみたいなので、戦車と比較すれば、当然ながらマイクロバスの方が燃費は良い計算になります。
高速道路に限定すれば、7km/Lも可能らしいので、高速バスや観光バスであれば、マイクロバスも燃費はまあまあ良いと言えます。
運転時で大変なこと
運転手さんに、運転時に大変なことについて聞くと、以下の5つが挙がりました。
✅雨の日の傘をさしながら自転車運転している高齢者
✅急な子供の飛び出し
✅夕方の逆光での運転
✅雨の日のガラスのくもり
✅スマホ歩き
雨の日の傘をさしながら自転車運転している高齢者
一番怖いのが、高齢者の雨の日の傘をさしながらの自転車運転だそうです。
運転自体が不安定でフラフラしているなか、傘で動きや目線が見えず予測できないため、いきなり曲がったり転倒してひいたらどうしようと怖いそうです。
急な子供の飛び出し
子供の行動は読めないため、いきなり脇道や横断歩道に飛び出してくることがあるそうです。
確かに、わたしも運転中に何度かヒヤッとしたことがあります。
夕方の逆光時の運転
夕方などに西日が視界に入って、正面や横からの車や自転車などの通過が見づらい時間帯が結構怖いそうです。
標準装備のサンバイザー(日除け)を使用して対策しているそうですが、さすがプロですね。
わたしは、標準だけだと眩しいのは防ぎきれないので、市販のサンバイザーを使用してます。
逆光だけでなく、夜の対向車線からのハイビームにも対応できて便利です。
雨の日のガラスのくもり
雨で乗車人数が多かったり、車内と外気との温度差が大きいと運転席のガラスがくもって、まったく視界が見通せなくなることがありませんか??
曇り止めのタオルなどで対応しても、くもりがひどい時には、かえってにじんで視界がぼやけてしまうことがあります。
運転手さんのお勧めは以下の通りです。
✅エアコンのスイッチをオンにする
✅外気の空気入れ替えをオンにする
✅デフロスタースイッチをオンにする
✅エアコンの設定を少し暖房方向にする
これで、どんな状況でもガラスがくもる状況を防止することが出来ているそうです。
外気の空気の入れ替えと、エアコンのスイッチをオンにしていない人が意外と多いそうです。
わたしも、外気の空気の入れ替えをオンにしていなかったので、今度試してみようと思います。
スマホ歩き
運転手さんにしてみると、スマホ歩きは動作が遅いので、意外と運転中にヒヤッとすることはないそうです。
ただ、スマホ歩きしながら、横断歩道をゆっくり歩く動作には、多少イラっとすることはあるそうですが、それは当然でしょうね。
乗車している方々を、なるべくスムーズに送り届ける義務があるので。
マイクロバスでのシートベルト着用
乗車定員11人以上の路線バスには、シートベルトの設置義務や装着義務はありませんが、補助席にシートベルトの設置義務は課せられています。
ただし、補助席がシートベルトを装着していないくても、罰金を科せられることはありません。
そのため、警察官もマイクロバスのシートベルトは、運転手以外はスルー状態です。
一方、高速バスや貸切バスは高速道路でも一般道でも、必ずシートベルトを着用しなければならないと道路交通法で決められています。
ちなみに、路線バスはいちいち全員がシートベルトを着脱していると、時間を要して遅延の原因になるため、シートベルトの設置義務はありません。
まとめ
マイクロバスの運転手さんは、元々中型免許を取得しており、運転のスペシャリストです。

運転する上でのポイントについて聞いたところ、5つの答えがかえってきました。
✅車間距離を確保する
✅運転速度をゆっくりにして、急発進を避ける
✅確認事項を徹底する(特に左折、大通り⇔小通り)
✅危険個所を予測する
✅車体の大きさを把握する
わたしも普段運転しているのですが、左折や交差点(信号機のない)では、自転車が当たり前に徐行すらしないで走り抜けていくため、注意しています。
なかには、こちらが優先でむこうが一時停止の標識があっても、徐行すらしない自動車やバイクの運転手がいるので。
自賠責保険に入っていない、素行の悪い非常識なドライバーも一定数います。
万が一事故を起こしても、こちらが泣くはめになります。
安全運転して、回避できる事故は回避していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ひろくま(HIROKUMA)
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