飲酒何時間後に運転可能??酔いや嘔気嘔吐・二日酔いを徹底予防

私生活でのつぶやき

皆さん、こんにちは。

今は、コロナ禍で飲み会や多人数での会合は制限されていますが、その分、家飲み(自宅飲み)の機会が多くなっているのではないでしょうか??

都心なら、バスや電車などの交通機関が豊富ですが、田舎に在住していたり、子供や家族のお迎えなどで車を運転する必要性がある方は多いと思います。

ひろくま
ひろくま

お酒飲んだら、どのくらいで運転してもいいでしょうか?!半日とかって話も聞きますよね。
以前、体育会系の部活動をしていて、一気飲みを強要されて、何度も嘔気嘔吐や二日酔いになった嫌な思い出があります。その経験から、飲酒対策を徹底的に考えるようになりました。

この記事から分かること
どの程度の時間で、体内のアルコールは分解されるのか
アルコール摂取後安全に運転できる基準や飲酒運転の罰則について
アルコールでの酔いや嘔気嘔吐予防のための対策について

適度なアルコール量とアルコールの効能について

それぞれについて考えていきますね。

体内でのアルコール分解の所要時間

まず、飲酒はアルコールの単位で考えるとよいでしょう。

酒に含まれる1単位のアルコール分解に要する時間は男性で2~3時間女性で3~4時間とされています

アルコールは1単位=20gです

体格や体質・年齢・性別などで個人差が大きいです

一般的に、高齢者や酒に弱い体質、筋肉量の少ない方は4~5時間程度と考えておきましょう。

飲酒日の体調や疲労度によっても、アルコールの分解速度は異なります。

3単位飲酒すると、半日近くアルコールが体内から消失しないとされます。

酒の種類とアルコール1単位(20g)の目安
★ビール:500mL
★ワイン:200mL
★チューハイ(7~8%):350mL
★チューハイ(3%):700mL
★日本酒(1合):180mL
★ウイスキー(ダブル1杯):60mL

焼酎(25%)100mL(0.6合)

アルコール10g(0.5単位)を分解する所要時間の目安は男性2時間女性2.5時間とされます

アルコール摂取と車の運転について

アルコール摂取後の、運転可能になる所要時間について、飲酒運転予防のガイドライン(アルコール・薬物関連3学会で公表されている以下の計算式が役立ちます。

「飲酒量(g)÷4」時間運転可能になるまでの所要時間です

例えば、飲酒量(アルコール)が1単位=20gになるため、20g÷4=5時間待てば、警察取り締まりのアルコール呼気検査に引っかからないと考えられます。

1時間に4gずつアルコールを代謝(分解)するイメージです

老若男女問わずに使用することができます。ぜひ覚えておきましょう。

飲酒運転で捕まると、以下の罰則や行政処分を科されます。

警視庁のホームページより添付してます。事前に警視庁に電話で許可を得てます。


酒酔い運転
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
違反種別違反点数免許停止期間
酒酔い運転35点3年
酒気帯び運転
(呼気1L中のアルコール濃度0.25mg以上)
25点2年
酒気帯び運転
(呼気1L中のアルコール濃度0.15mg以上0.25mg未満)
13点90日

恐ろしいですよね💦💦

拘留中に病院を解雇されちゃいます。完全に人生詰みます。

飲酒での酔いや嘔気・二日酔い予防

飲酒での酔いや嘔気、二日酔いの予防は、飲酒前・飲酒時・飲酒後の3段階での対策が有効です。

飲酒前の酔いや嘔気対策

空腹時に飲酒すると、アルコールが直接胃や小腸に流れ込むことで吸収速度が速まり、酔いやすくなったり嘔気を生じます。

対策としては以下が挙げられます。

胃の粘膜保護牛乳・チーズ・納豆などの乳製品の摂取
小腸の腸内環境を調整ヨーグルトなどの乳酸菌の摂取
肝機能増強作用ウコン・ヘパリーゼの摂取(二日酔い予防にも有効)

特に、飲酒前のウコン・ヘパリーゼとヨーグルト摂取の組み合わせが、アルコールによる胃障害や、肝機能増強作用によるアルコール分解速度を速めることに有効とのデータがあります。

ウコンやヘパリーゼは、飲酒中や飲酒後よりも、飲酒前が一番効果的とされます。

アルコールの分解を速める効果が期待できるからです。

個人的には、胃粘膜保護のため牛乳やポタージュを摂取し、空腹を避け小腸の腸内環境を整えるためにヨーグルトやナッツを摂取し、肝臓保護目的でウコンを摂取します。

そこまでして、飲み会に参加する必要があるのかと、自問自答する自分がいます(笑)。

飲酒時の酔いや嘔気予防

飲酒中は、アルコールの吸収を穏やかにするために、肝機能を増強させたり、アルコールの分解酵素を活性化させる食べ物を摂取しましょう。

対策としては以下の食べ物が挙げられます。

タンパク質の摂取:アルコールを分解する肝機能を上昇させたり、アルコールの分解酵素を活性化させます。枝豆・チーズ・刺身・焼き鳥・から揚げなどがあります。
脂質の摂取:アルコールの吸収速度を抑制します。ナッツ・カルパッチョ・ポテトサラダなどがあります。
ビタミンB1の摂取:アルコールの分解を補助します。豚肉・野菜の盛り合わせ・ニンニク(餃子)などがあります。
オルニチンの摂取:肝機能上昇作用や肝臓保護作用があります。シジミに含まれていますが、サプリメントが手軽で効果的です。
ビタミンCの摂取:アルコールに含まれるアセトアルデヒドの分解を補助します。オレンジ・グレープフルーツ、キュウイなどを摂取しましょう。サプリメントで代用するのもありです。

タンパク質の摂取については、プロテインで代用するのもありです。

脱水によるアセトアルデヒドが濃くなることでの嘔気や頭痛を予防するため、利尿作用のないソフトドリングや水を併用しましょう。

看護師の知識を活用して尿性状をチェックしましょう。濃縮尿は脱水のサインです。

理想的には、飲酒量と同等のソフトドリンクや水を摂取することが推奨されています

特に、酒・ソフトドリンクを交互に摂取することで、アルコールの吸収速度を遅くしたり、体内のアルコール濃度を下げ、脱水予防にも効果的とされています。

飲酒後の嘔気嘔吐・二日酔い対策

飲酒後の酔いや嘔気嘔吐、翌日の二日酔いを避けるには、以下の対策が有効です。

ビタミンCの摂取:アルコールに含まれるアセトアルデヒドの分解を補助します。オレンジ・グレープフルーツ、キュウイなどを摂取しましょう。サプリメントで代用するのもありです。
スポーツドリンクの摂取:脱水予防とアセトアルデヒドを薄め嘔気嘔吐を予防します。
オルニチンの摂取:肝機能増強作用や肝臓保護作用があります。シジミ汁かサプリメントで摂取だと気軽です。
ウコン・ヘパリーゼの摂取:肝機能上昇作用でアルコールの分解を速めます。飲酒前と合わせて飲酒後に追加で摂取しても問題ありません。ドリンクで摂取可能です。
ウルソの摂取:肝機能改善作用や胃腸の消化能力を高めます。ドリングで摂取可能です。

飲酒後の入浴や運動

アルコールは肝臓で約90%代謝されます

代謝しきれない残りの約10%呼気や汗、尿として排出されます。

一部、入浴や運動すると消化器症状は改善するといいます。

実際には、入浴や運動して気分転換になっても、いくら汗をかいても10%です。

むしろ、入浴や運動で発汗による脱水でアセトアルデヒドの濃度が高まり嘔気嘔吐を誘因するリスクがあります

また、運動は交感神経を刺激→肝星細胞を収縮→肝血流量低下→肝臓の代謝能力低下→肝臓負担増になり、嘔気嘔吐や酔いの悪化につながります

むしろスポーツドリンクを飲んだり、安静にして肝血流量や胃腸の血流量を増加させた方が、よほど効果的だといえます。

運動は避けて、入浴はシャワーでさっと済ませましょう。

適度な飲酒のメリット

飲酒しない人と比較して、HDLコレステロールを増強させ、心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳血管障害などの罹患率が低くなります

また、ストレス軽減やリラックス作用もあります。

同僚や仲間と楽しく飲むことで、互いの親交を深めるのにも役立ちます。

アルコールの適量は1日1単位(20g)程度とされています

飲酒に関するまとめ

個人的には、飲酒前≧飲酒中>飲酒後の順番でアルコール対策すると効果が大きいです。

飲酒前の肝臓・胃腸対策を行う
✅飲酒中の肝臓対策やアルコール分解対策の食べ物の選択や、脱水予防の対策を行う
✅飲酒後の肝臓対策やアルコール分解対策、脱水予防の対策を行う

飲酒による自覚症状を予防や軽減し、看護業務に支障がでるのを避けましょう。

いざとなれば、病院でグリファーゲン(強力ネオミノファーゲンシー)を混注した生食(生食単身でも抜群に効果あり)を点滴してもらいましょう

強力な肝機能増強作用があり、一発で二日酔いを撃退できますよ。

飲酒運転に関しては、例え酔いがなくても、ガイドラインで運転を避けるべき時間内の運転は絶対に避けましょう。

車は凶器です。事故を起こしてからでは後の祭りです。

人命やあなた方の大切な家族、そして自分自身を守るために。。。

うまく酒とお付き合いできればよいですね。

この記事が皆さんのお役に少しでもなれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

                          ひろくま(HIROKUMA)

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